ビジネス実務法務検定試験はビジネス業務上の問題点などを法的にチェックし、トラブルを解決する能力を測る為の資格試験です。ビジネスに必要な法律実務の知識レベルを1～3級の3段階に分けて評価します。
　3級は基礎的な法律事務の知識があり問題点を発見できるレベルで学生にも可能な試験として人気があります。2級はトラブル対処能力を問われ、1級は全般的な知識をもちながら高度な判断・対応ができるレベルとして認定されます。

資格種類

民間資格

合格率

【２級】：約２９％
【３級】：約６９％

受験資格

１級については、２級合格者のみ受験可能

試験内容

【３級】
１：ビジネス実務法務の法体系　２：取引を行う主体　３：法人取引の法務
４：法人財産の管理と法律　５：債権の管理と回収　６：企業活動に関する法規制　など

【２級】
１：ビジネス法務の実施　２：取引を行う主体　３：会社取引の法務　
４：会社財産の管理と法律　５：債権の管理と回収　６：企業活動に関する法規制
７：会社と従業員の関係　など

【１級】：共通問題と選択問題の２段階
〔共通問題〕
民法及び商法を中心に、全産業分野で発生する事が考えられる法律実務問題
〔選択問題〕：以下の中から２題を選択する
１：取引上のトラブルの処理　２：取引関係に立たない第三者とのトラブルの処理
３：法務関係の上司や弁護士などの専門家に法的トラブルの顛末、処理方法を報告
４：予防法務的観点からトラブルになりそうな問題に対応

試験日

７月、１２月

試験地

全国各地にて実施（詳細については要問い合わせ）

申し込み先・申し込み方法

東京商工会議所　検定センター
〒１００－０００５　東京都千代田区丸の内３－２－２
℡０３（３９８７）０７７７

受験料

【３級】：４，２００円
【２級】：６，３００円
【１級】：１０，５００円