アクチュアリー
どんな資格?
アクチュアリー(Actuary)という普通の人ではあまり聞きなれない言葉は「actus(公務の)記録員」を意味するラテン語の“Actuarius”からきているといわれています。英語では“Actuary”と表記しますが、これはアクチュアリーという“数理業務の専門職”という意味になります。
日本における資格としてのアクチュアリーは、保険、年金、金融など「数理業務」の専門家を指します。統計資料をもとに、死亡率・危険率・保険料などを算出するのが主な仕事となっています。
資格種類
民間資格
合格率
約14%
受験資格
大学卒業者、もしくは 日本アクチュアリー会がそれと同等以上の学力を有するものと認めた者
試験内容
1次試験、2次試験の2部制
【1次試験】
1:数学(確立・統計・モデリング) 2:生保数理(生保数理の基礎及び応用)
3:損保数理(損保数理の基礎及び応用) 4:年金数理(年金数理と年金財形・経済・投資理論の基本) 5:会計・経済・投資理論(会計・経済・投資理論の基本)
【2次試験】:生保コース、損保コース、年金コースに分かれる
〔生保コース〕
1:生保1(生保商品の実務) 2:生保2(生保会計、決算)
〔損保コース〕
1:損保1(損保商品の実務) 2:損保2(損保会計、決算、資産運用)
〔年金コース〕
1:年金1(適格退職年金制度、確定給付企業年金制度及び確定拠出年金制度、年金関係事務、会計) 2:年金2(公的年金制度及び厚生年金基金制度)
試験日
12月下旬
試験地
東京、大阪
申し込み先・申し込み方法
(社)日本アクチュアリー会
〒104-6002 東京都中央区晴海1-8-10 晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワーX 2F
℡03(5548)6033/FAX03-5548-3233
受験料
1科目:7,000円